「YesかNoか」だけじゃない──ホラリー占星術が教えてくれた、運命との対話の姿勢。
半年間にわたり「ホラリー占星術基礎認定コースⅠ」を受講していましたが、最終課題に合格し、認定証をいただきました。
講座で教えていただいた「カターキー」という考え方が、私のホラリー占星術への理解を大きく変えてくれました。
今回は、認定証取得までの流れとともに、ホラリーチャートを通して感じたこと、そしてカターキーという視点についてまとめてみます。
1.認定証をいただきました─ホラリー占星術の学びの節目
最終課題に合格し、認定証をいただきました。
鏡リュウジ先生の添削には「very good」と書かれていて、提出した鑑定内容が間違っていなかったことに安心しました。
とはいえ、マギー先生がどう読んだのか、そして、どういう結果になったのかも知りたいな…という気持ちは残っています。
2.この講座で出会えた「カターキー」という考え方
今、ホラリー占星術はブームで、さまざまな講座が開催されています。
その中でも、この講座で学んでよかったと思うのは、「Katarche(カターキー)」という考え方です。
カターキーとはギリシャ語で「イニシアチブ」という意味。
運命をただ受け入れるのではなく、神々の意志を問いかけ、運命と人間の側から交渉していこうとする姿勢を指します。
3.Yes/Noだけじゃない─ホラリーチャートに込められた可能性
ホラリー占星術は「YesかNoか」を出すだけのものだと思っていました。
でも、カターキーを教えてもらってからは、たとえ答えがNOだったとしても、
どういう心持ちで行動すればよいか、突破口はどこにありそうか──そんな可能性を探ることができると気づきました。
もちろん、どうやってもダメな場合もありますが…。
未来はひとつではなく、無数にあり、選択肢は常に複数存在する──そう考えると、カターキーの考え方も理解しやすくなる気がします。
4.ホラリーチャートで「認定証はもらえますか?」と聞いてみた
「ホラリー占星術基礎認定コースⅠ」の最後の授業が終わったものの、最終課題に取り掛かってもいないタイミングで、「私は認定証をもらえますか?」と問いかけてみたところ、チャートの答えはNOでした。
チャートには、「認定証を貰えないと受講料をどぶに捨てることになってしまう、どうしよう」と気を揉む私の姿があり、「いや、心配するより、まずは最終課題頑張ってみなよ」とツッコミを入れられているような配置でした。
反省した私は、最終課題に真面目に取り組むことにしました。
5.YESに変わったチャート─差し迫った未来はよく当たる
最終課題を提出し、受け取ったというメールをいただいてから、1か月半以上音沙汰がなかったのですが、
ついに「認定証、受講承認書の発送のご連絡」というメールが届きました。
合格していたら認定証、そうでなかったら受講承認書──封筒を開けるまでは合否はわかりません。
出先で中身を確認できなかったので、再び「私は認定証をもらえますか?」と問いかけたところ、今度はYESでした。
ホラリー占星術やタロットなどの朴術系は、差し迫った状況では的中率が高く、
選択肢が多く分岐ルートがある未来ほど、定まりにくい傾向があるようです。
今回の認定証の一件で、それを強く実感しました。
6.ホラリーチャートは万能ではないけれど…
ホラリーチャートで悪い結果が出ているものに、あえてやってみるという検証も行っています。
その結果、ホラリーチャートは万能ではないけれど、かなり当たるものだということがわかりました。
7.講師の皆さまへ感謝を込めて
講師のマギー・ハイド先生、特別講師のジェフリー・コーネリアス先生、通訳の鏡リュウジ先生、翻訳のDaiki先生──
たいへんお世話になりました。
また、関連企画や講座がありましたら、ぜひ参加したいと思います。ありがとうございました。


