「あれですか?水晶玉とか見ちゃうやつですか?」
↑占いの勉強をしていると言ったら、美容師さんに言われたことです。
確かに、占いってそんなイメージありますよね。
でも、私が学んでいるのは“水晶玉”ではなく、西洋占星術。
今回は、占いってどんな種類があるのか、そして私が学んでいる西洋占星術について、ざっくりお話ししてみたいと思います。
1.占いの種類と特徴
| 命術 | 生年月日をもとに占う 西洋占星術、四柱推命、九星気学、数秘術、算命学など 生まれ持った性質、宿命、適正、傾向など、自分がどういう人間なのかを知るのに良い |
| 相術 | 形あるものから現状を読み解いて占う 手相、人相、姓名判断、風水など現況から具体的な開運方法を知るのに良い。 |
| 朴術 | 偶然に表れた象徴を用いて事柄や事態の成り行きを占う タロットカード、易、ルーン、オラクルカードなど 人の気持ちなど移り変わる近い未来(3か月~半年ほど)の物事を知るのに良い。 |
| 霊術 | 占い師の霊力を使って占う 霊感、霊視、オーラ、前世、チャネリングなど ある意味最強だが、本物か偽物かどうかの判別は難しい。 |
2.私が学んでいるのは西洋占星術
西洋占星術では、生まれた瞬間の天空の配置を略図化した「出生図(ネイタルチャート)」を使います。
このチャートには、10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)が、どのサイン(星座)にあり、どのハウスに在室しているかが描かれています。
さらに、天体同士のつながり(アスペクト)や、計算から導き出される感受点などを理論に則って読み解きながら、想像力も膨らませてリーディングしていきます。
それによって、生まれ持った性質・資質・傾向・可能性・苦手なこと・人生の課題・宿命などが見えてきます。
出生図の傾向をふまえた上で、
「経過図(トランジット)」や「進行図(プログレス)」を使って、時期表示を見ていく──そんな流れになります。
3.占いは魔法じゃない──自分の“取扱説明書”として使う
当然ですが、占いは魔法ではありません。
占ってもらったからといって、すぐに問題が解決するわけではないのです。
でも、自分の性質を把握し、自分の“取扱い方”を知るためのツールとして使うなら──
占いはとても有効だと思います。
「どうして私はこう感じるのか」
「どんな時に力を発揮しやすいのか」
「苦手なことをどう乗り越えていくか」
そんな問いに向き合うヒントとして、占星術は私にとって大切な道具になっています。


