ホラリーの答えが“心理”に引っ張られる時、何が起こっている?

あいかわらずホラリー占星術にはまっている私ですが、最近、ひっかかっていることがあります。

それは、Yes/No の答えそのものが“心理的な不安や願望”に対して示されているのではないか?と思われるケースが少なくないのです。
心理的な恐れ・不安・願望がホラリーチャートに反映されやすいことは、ウィリアム・リリーなども指摘しています。

しかし、私が最近経験している現象は、単なる心理の反映を超えてしまっているように感じます。
そこで、後から「心理的な不安や願望に対して Yes/No が出ていた」と解釈するのではなく、
パーフェクションと現実がズレるケースに共通する傾向から、事前に判断できる基準がないか探っていきたいと思います。

パーフェクションと現実がズレた実例から探る

某劇団のチケットキャンペーンに応募し、ひとつ当選しました。
席種は1ヶ月後までわかりません。待ちきれない私はホラリーで聞きました。


No なら A か B 席。
Yes なら S 席──その中でどのあたりになるかは、シグニフィケーターから推測できるはずです。

私自身
水瓶座火星
席の種類
水瓶座太陽
全体の状況・結果
蟹座の月
ディグニテイペレグリンデトリメントドミサイル
ハウス11ハウス11ハウス4ハウス
状態(コンバスト)
レセプションなしなしあり
セクトout-of-sect
(malefic)
sect lightout-of-sect
その他木星合


パーフェクションはありません。
つまり「S席ではない」という判断になります。
俯瞰や高さを象徴する水瓶座が強調されていたため、「二階席のA・B席になるのかな」と読みました。
さらに、月が蟹座ドミサイルで非常に強く、しかも蟹座木星にアプライしていたため、S席ではないにしても、母が喜んでくれて私自身も嬉しく思えるような“何かしらの良い展開”があるのでは──と考えました。
(母親を観劇に連れて行きたくて、ペアチケットに応募しまくったのです。)

ところが、1ヶ月後に届いたチケットは S席の二階1列目。
あれ? パーフェクションはなかったのに?

NO は「質問」ではなく「恐れや願望」に出ていたのでは?

NO は「質問」そのものにではなく、私自身の恐れや願望に反応して示されたのではないか──

  • B席だったらどうしようという不安(以前、同じ企業のキャンペーンで B席のほぼ最後列に当選した経験)
  • 母を連れて行くので、できれば良い席に座らせてあげたいという願望
  • 自分で確保しているチケットはすべて二階席で、客席降りがあるから一階がいいという願望

これらに反応……?

セクトのリーダーが弱いと、質問の主導権が奪われる?

なぜこのようなことが起きたのか、チャートを見返していました。

そのとき、ひとつの仮説が浮かびました。
セクトリーダー(sect light)が弱いと、質問の主導権が別の強い天体に奪われるのでは?

他にも「パーフェクションと現実の答えが食い違ったチャート」を見返してみると、どれも

  • セクトリーダーが弱い
  • 別の天体が強い(良い意味でも悪い意味でも)

という共通点がありました。

ここで、イメージしやすいように例えるなら──
議長(セクトリーダー)が弱い会議では、発言力の強い参加者が議題を乗っ取り、主導権を握ってしまう。議長が弱いと、会議は簡単に“声の大きい人”に流されてしまう。

ホラリーでも、こういったことが起きえるのではないでしょうか。

その時、会議室では何が起きていたのか?

せっかく議長に例えたので、「会議室では何が起きていたのか?」をイメージしてみます。
11ハウス水瓶座が強調されていたので、今回は ZOOM 会議を想定します。

まず、天体たちの“参加状況”はこんな感じです。
(ディグニティやセクトの状態を置き換えたイメージ)。

  • 太陽(デトリメント/sect light)
    カフェの隅から小声で参加。Wi-Fi が不安定で、議長なのにほとんど声が届かない。
  • 火星(ペレグリン/out-of-sect)
    オブザーバー用の大画面サテライト席に座らされ、居心地の悪さと苛立ちを隠せない。
    つい悪態が独り言として漏れ、周囲からはそっと距離を置かれる。
  • 月(ドミサイル+レセプションあり/out-of-sect)
    自分のホームである現場から参加、みんなの代表のつもりで張り切っている。
    さらに木星にいいところを見せたい気持ちも強い。

~会議開始~

太陽
「本日…の議…題は“S席か…どうか”で……す……(固まる)」

火星
「チッ、なんだよ、議長固まってるんだけど……?」


「ちょっと太陽さん、どこから参加しているのよ!木星さんに失礼よ!
そもそも S席って言っても広いのよ!?
前は B席だったんだから、今回は絶対 1階じゃないとダメ!!」
(月さんのお話が続く。)

~会議終了~

太陽(固まったまま)

火星
「えっ、終わり!?まじかよ。S席かどうかは!?誰も答えてないじゃねえか!?」


「はい、議事録まとめておきますね〜♪」

《議事録》(月がまとめたもの)

  • 議題:今回の“席に関する私の不安”について
  • 結論:1階席でなくてはならない

~議事録を見た太陽と火星~

太陽
「この議題…、これは私たちの合意は得ていませんよね……?」

火星
「なんだこれ、月が勝手に言ってたことだろ?」


「だって、木星さんは『いいね』って言ってくれたわよ〜」

太陽・火星
「木星は、関係ないんだよ!」

ちゃんちゃん

今後の判断ルール(仮説)

いかがでしたか?
天体同士の関係性や力関係を視覚化すると、チャートの中で何が起きていたのかが一気に見えてくるのではないでしょうか。

……え?逆にわかりにくくなった?
えーと、つまり今回の話はこうです。

セクトリーダーが弱く、他に強い天体がある時、質問そのものではなく“その背景”の方にスポットが当たり、そちらに対して答えが示されることがあるのでは?
という仮説です。

✦ 実際にどう読むか(チェックポイント)

  • セクトリーダー(昼=太陽/夜=月)の状態を確認する
  • もし弱いなら、他に強い天体がないか探す

そして、該当しそうなら──

自分で占っている場合
自分の中に不安・恐れ・強い願望がないかを一度振り返り、何に対してイエス/ノーが示されているのかを考えてみる。

お客様を占う場合
「チャート上では◯◯(強い天体)が強く出ています。そのテーマが今回の判断に影響している可能性があります。何か心当たりはありますか?」と軽く確認してみる。

この視点を持っておくことで、Yes/No の答えが“何に対して”示されているのか──
質問そのものなのか、それとも心理的な不安や願望なのか──
それを見破ることができるのではないかと思っています。

とはいえ、原因はここじゃない可能性もあります。
なので、仮説を思いついたら、ひたすら検証を繰り返していこうと思います。

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