西洋占星術

セクト

セクトとは何か──昼と夜で変わる天体の働き方

同じ天体でも、なぜこんなに表れかたが違うのか?木星って“幸運の星”って言われるけど、自分のホロスコープを読んでいて、正直そんなふうに感じたことがないんですよね。私の他にも、そう感じたことのある方、いませんか?私はずっと、その違和感をモヤモヤ...
5度前ルール

ハウスの際にある天体、お前はどっちなんだい問題

以前、ハウスの境界線(カスプ)の手前の5度以内にある天体は、次のハウスに入っているものと見なされるという『5度前ルール』についての記事を書きました。私はハウスの境界線(カスプ)の手前の5度以内にある天体は、「両方のハウスで働いている」と感じ...
太陽回帰図

太陽回帰について②

太陽回帰について、今回は後編です。2025年の太陽回帰図は、日蝕直前のタイミングで作成されたものです。10ハウスに天体が集まり社会的な活動への熱量が強くありながらも、それらの多くが魚座であることで、その熱量が曖昧にぼやかされていく──そんな...
アスペクト

ノーアスペクトの天体はガラパゴス化しやすい?

出生図を出してみた時に、天体に線(アスペクト)が何もない場合、それはノーアスペクトの天体である可能性が高いです。1.ノーアスペクト天体とは何か─出生図の中で“突出”する存在ノーアスペクトの天体は、出生図を凌駕するほどの「突出した傾向」を持つ...
5度前ルール

5度前ルールとは─ハウスの手前にある天体の読み方 

西洋占星術には、「5度前ルール」という考え方があります。これは、ハウスの境界線(カスプ)の手前5度以内にある天体は、次のハウスに入っているものと見なされるというものです。ちなみに、このルールはハウスにのみ適用されるもので、サインには使いませ...
トランジット

何もなかった…を防ぐ─幸運期を活かすためにできること

12年に一度の幸運期占いに興味がある人なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません──「12年に一度の幸運期」。私の友人も、YouTubeでこの話を知って1年間ワクワクしながら待っていたけれど、「結局何もなかった」とぼやいていました。1.“...
日食・月食

日蝕・月蝕って、占いに何か関係あるの?

「日蝕って、太陽が見えなくなるやつでしょ?それが何か関係あるの?」──と思われている方。大ありですよ!1.新月と満月の仕組みまずは、新月と満月の理科的な仕組みから見てみましょう。「理科的な仕組みはいらない」と思われるかもしれませんが、これを...
天体

月の欠損とは何か─刷り込まれた幻をほどくために

“月の欠損”とは、マドモアゼル愛先生による月の解釈で一時期占星術界を大きくざわつかせていました。”月の欠損”とはいったい何なのでしょう。1.月の“欠損”とは─マドモアゼル愛先生の衝撃的な解釈マドモアゼル愛先生の著書『月の教科書』では、以下の...
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