ミューチュアルレセプションって実際どう働くの?──ホラリー実例

最近、チケットの当落を占ったホラリーの記事が続いています。

「いずれ考察記事をあげます」と宣言したまま、書きかけで放置されている記事がいくつかあるのですが、いまの関心ごとがチケットの当落に向いているので、続きを書こうと思っても、全く筆が進まないのです。

長期連載の漫画や小説が、何年も、時には何十年も続きが出ないことがあります。
待っている身としては「ちゃっちゃと書いて早く完結してよ」と思ってしまうのですが、今なら作者側の気持ちも少しわかる気がします。
きっと、興味や関心が別のものに移ってしまっているのでしょう。
そもそも、何年も同じテンションではいられないですしね。
そういう場合には、続きを書くのが難しいのだろうなと、勝手に思ったりします。

そんなわけで、今回もチケット絡みのホラリーのお話です。

1.●●(プレイガイド)で取った席は、良い席?

質問事項:

「●●(プレイガイド)で取った席は、良い席なのでしょうか?」

プレイガイドの席は、公演の4日前にならないとわからない仕組みで、
せっかちな私は、どんな席なのかを一秒でも早く知りたくて、ホラリーを立てました。

2.早速、読んでみる

【シグニフィケーター/コシグニフィケーター】

項目私自身
魚座の土星

山羊座の水星
全体状況・結果
射手座の月
ディグニティタームペレグリンペレグリン
ハウス2ハウス1ハウス11ハウス
状態コンバスト
レセプションなしなしミューチュアル
セクト夜の土星
(凶)
夜の水星
(普通)
夜の月
(セクトのリーダー)
その他インターセプト
■ 私(質問者)= 魚座の土星

私自身は魚座の土星で表されています。
そこまで強い状態ではなく、この質問に関して私にできることは何もない、
そんな“立場の弱さ”が出ているように感じました。
夜のチャートにおける土星は凶意が増し、必要以上に制限されることがあります。
さらに海王星とコンジャンクションし、インターセプトにもなっているので、
「自分の所有物にも関わらず、どこの席なのかがなかなかわからない」
という、まさに今の私の状況そのものが表されているのではないでしょうか。

■ 席(対象物)= 山羊座の水星

席は山羊座の水星で表されています。
ペレグリンで無力なうえに、太陽にコンバストしています。
1ハウスは「自分の目の前・最初に見える場所」を象徴するので、席の位置としては前方寄り。
また、コンバストは「見えにくい」といった象徴を持ちます。
つまり、前方寄りではあるものの、何らかの見えにくさがある席になるのかもしれません。

■ 月(全体の状況・結果)=射手座の月

こちらもペレグリンで無力ですが、蟹座の木星(エグザルテーション)とミューチュアルレセプションになっていて、その木星がディセンダントにコンジャンクションしています。
席そのものに満足できなかったとしても、他者からの恩恵 が入りそうな配置です。
客席降りのある公演なので、それかな……と期待してしまいます。

3.気になる結果は・・・はたして?

月と土星のスクエアで、パーフェクションあり。
スクエアなので“完全ではないイエス”。
つまり、良席ではあるけれど、どこかに少し不満が残る と読みました。

気になる結果は・・・
1階席9列目サイドブロックでした。 すぐそこがSS席なので、なかなか良い席です。
ただ、午前中にリセールで同じサイド側の席を取ってマチソワすることにしたので、
正直、またサイドなのかあ・・・。
それなら、せめて反対側がよかったな。という気持ちもありました。

ただ、ホラリーの結果から、客席降りの恩恵を受けられる通路側の席になるのかもと予想していましたが、実際は 通路から3つめの席だったのでハイタッチは難しそうです。
となると、木星の示すものはなんだろうと思いながら劇場に向かいました。

4. 当日の体験──木星の恩恵として現れたもの

実際に、座ってみて驚いたのは距離の近さで、9列目でも表情が肉眼で見えました。

ただ、サイドブロックなので中央や反対側は少し見えにくかったです。
月×土星のスクエアのパーフェクションに示された、「良席だけど完璧ではない」というのは、
「このことだったのか~と」納得しました。

そして客席降り。
私の近くに来られたのは、正直あまり存じ上げない方。
通路から3席目なのでハイタッチは難しく、
「木星の恩恵ってどこで出るんだろう」と思いながらキョロキョロしているそのとき、
ふっとその方と目が合いました。
驚いて目を見開いた私に、軽くうなづいてくれて──
舞台に戻られてからもずっと目で追っていたら、今度は舞台上からも軽くうなづいてくれて、もう完全に好きになってしまい、帰りにスチール写真まで買いました。
(普段写真は買わない派)

他にも、サイド席のおかげで、花道に立つ他の出演者ともバチバチに目が合い、
ウィンクまでいただくという出来事もありました。

5.学んだこと──席は“良し悪し”ではないのかも

今回の体験を通して、私は「中央の前列が一番」という固定観念が崩れました。

サイド席にはサイド席の良さがあり、2階席には2階席の楽しみ方がある。
与えられた席で、その席ならではの魅力を見つけることが、観劇をもっと豊かにしてくれるのだと感じました。

6.まとめ

ホラリーではレセプションの有無が大事とされていますが、
「助けられる」と言われても、何がどう動くのか腑に落ちない人もいると思います。
今回は、ミューチュアルレセプションがどんなふうに働くのかを示す実例として取り上げました。

このチャートではパーフェクションは成立していたもののスクエアで、判断としては 「良席ではあるけれど、少し不満が残る」 というものでした。

そこに、月と木星が互いの支配星を交換するミューチュアルレセプション がありました。
月はペレグリンで無力でしたが、木星が月をエグザルテーションで強く受け止めていたため、
月の弱さを“木星側が補う”形になっています。

さらに、木星がディセンダント(7ハウス)に重なっていたため、その助力が「他者からの恩恵」という形で現れました。

今回はこのように働きましたが、「助けられる」状況はチャートごとに異なります。
また面白い実例があればお話ししますね。

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