占いって何ですか?

独り言(西洋占星術)

「あれですか?水晶玉とか見ちゃうやつですか?」
↑占いの勉強をしていると言ったら、美容師さんに言われたことです。

確かに、占いってそんなイメージだよな・・・と思ったので、私が勉強している西洋占星術を含め占いはどんなものがあるかについてザックリとお話ししたいと思います。

占いは、占い方によってザックリ4つに分けられます。

・命術→生年月日をもとに占う
 西洋占星術、四柱推命、九星気学、数秘術、算命学など
 生まれ持った性質、宿命、適正、傾向など、自分がどういう人間なのかを知るのに良い

・相術→形あるものから現状を読み解いて占う
 手相、人相、姓名判断、風水など
 現況から具体的な開運方法を知るのに良い。

・朴術→偶然に表れた象徴を用いて事柄や事態の成り行きを占う
 タロットカード、易、ルーン、オラクルカードなど
 人の気持ちなど移り変わる近い未来(3か月~半年ほど)の物事を知るのに良い。

・霊術→占い師の霊力を使って占う
 霊感、霊視、オーラ、前世、チャネリングなど
 ある意味最強だが、本物か偽物かどうかの判別は難しい。

このうち、私が勉強しているのは西洋占星術です。
生まれた瞬間の天空の配置を略図化した出生図(ネイタルチャート)を使って10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)が何のサインで、どこのハウスに在室しているのか、天体同士のつながりや計算から導き出した感受点などを理論に則りながらも想像力も膨らませてリーディングしていきます。
それによって、生まれ持った性質、資質、傾向、可能性、苦手なことや人生の課題、宿命などといったことがわかります。
この出生図の傾向をふまえた上で、経過図(トランジット)や進行図(プログレス)などで時期表示を見ていくような感じになります。

冒頭の美容師さんは、道端の手相占いをしてもらって全然当たっていなかったと言っていました。
まず、自分がどういうものを占って欲しいかで向いている占い法も変わってきますし、占い師の腕もピンキリです。よくよく調べてからいくことをお勧めします。


そして、当然のことながら占いは魔法ではないので、占ってもらったからといって問題が解決するとも限りません。ましてや、自分の望む答えが得られるまで同じことを何度も占ってもらうことは、気持ちはわかりますが、無駄なことです。自分の性質を把握し自分の取り扱い方を知るためというスタンスで占ってもらうぐらいがちょうど良いのではないかなと思います。

三ツ谷まほろ

2018年より西洋占星術を勉強していて普段占いとは全く関係ない仕事をしています。
「運命は性格の中にある」芥川龍之介さんの言葉ですが、出生図を読めば読むほどそれを実感することが多く、私がリーディングをする際の指針にもなっています。
他の趣味は、写真や読書(漫画も)、某キャラの推し活、ミニチュアフィギュア集めなど。
猫Loveな人でもあります。

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