西洋占星術個人鑑定始めます!

このたび、西洋占星術の個人鑑定を始めることにいたしました。

鑑定料金など詳細は、こちらをご覧ください↓
西洋占星術個人鑑定のご案内

鑑定メニューはご本人の総合鑑定とリピーター様鑑定の2つにいたしました。
ご家族や恋人であってもご本人に依頼されない限りは鑑定をしないことにした理由は、センシティブで長い話となりますが、私の考えをお話しさせていただければと思います。

鏡の法則

現実に起きる出来事は自分自身の心の中を映し出したものであり、発生する事象には必ず己を起点とする原因が存在しているので、人のせいにするのではなく自分の問題としてとらえることが大切であるという「鏡の法則」をご存じでしょうか?
ご存じない方は、よかったら「鏡の法則」というキーワードでインターネットを検索してみてください。

『この理不尽で辛い現実が自分の心の中を映したものなんて、おかしいでしょ!自分のせいみたいに言われても納得いかない!』とおっしゃる方もいるかと思います。

正直私もそう思います。

世の中には、どう考えても自分に1mmも原因はなくて何かの因縁としか考えられないような理不尽極まりないことが降りかかることが実際にあるので、そういうもの全てにまで己を起点とする原因があるとは流石に言えません。
では、何なのか。

他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる

他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる』エリック・バーン氏の言葉です。

私たちはつい他人が自分のために変わってくれることを期待してしまいます。
けれど、変えようという意志が本人にない限り、人は変わらないのです。
つまり、他人と過去は変えることができないという現実がある以上は、変えられないものに無駄に労力を費やすより、少しでも変えられる可能性があるものにアプローチしていきましょうという話で、その手がかりとして、鏡の法則の「己を起点とする原因は何か」を探ってみるということになります。

『いやいや、他人を変えるとかそんな大げさな話ではなく、子の特性を理解した上で最適な環境と支援を提供するために、子の出生図を見てもらいたいだけなのです。』とおっしゃる親御さんも中にはいるかと思います。
親御さん自身が自分の問題ときちんと向き合うことができていれば、それも良い事かもしれませんが、そうでない場合、子の特性を把握して自分の理想や望む姿になるようコントロールしようとしているだけに私には見えてしまうのです。

(1回総合鑑定を受けた方には、お子さんの鑑定をお引き受けしてもいいかなとは思っています。)

イメージしやすいようにお悩み例をあげてみます。

【お悩み例①】
「息子が大学行かずにYouTuberになると言いだした。」



【お悩み例②】
「娘が幼稚園でいつも1人で遊んでいるようなので、お友達を作って欲しい。」



(お悩み例は私がありそうな例を創作したもので、実際の人物や出来事とは一切関係はありません。)

こういったご相談内容やお悩みに対しては、対象者の出生図を読んで、どうしてそうなってしまうのかという理由づけをするのが一般的だと思います。
「息子さんは〇〇で〇〇な性質を持つから、どうしても〇〇になっちゃうんですよね~」といった感じで…。その時は説明がついてスッキリしたような気にはなると思うのですが、現実的には何も変わっていないので、すぐにまた不安や心配事が頭をもたげてきます。
(占い依存が生み出される一因はこういうところにあるのではと思います。)

つまり【お悩み例1】の場合、大学に行かずにYouTuberになると言いだした息子さんに問題があるのではなく、息子さんを見て勝手に不安を募らせているのはあくまでも相談者自身であり、解決の糸口となるのは『なぜ息子の選択に自分はこんなにも不安を覚えてしまうのか』という相談者自身による内観です。息子さんの人生は息子さんのものであって、息子さんを思い通りにする魔法は存在しないのです。
息子さんに苦労の多い人生を歩んで欲しくないという気持ちはよくわかります。
けれど、「親だもん。心配するのが当たり前でしょ?」と思考停止せずにきちんと自分と向き合えば、「普通から外れることが怖い自分」や「息子の人生に乗っかりたい自分」など、何かしら自分の問題が浮かび上がってくるかもしれません。

また、【お悩み例②】の場合、1人で遊んでいるというのは、実は相談者自身も昔そうであったのかもしれません。もしかしたら大人になってからも対人関係がうまくいかない悩みを抱えていて、娘さんのその姿に自分が重なって劣等感が刺激されているという可能性も考えられます。
娘さん自身が1人で静かに遊ぶことが好きなタイプだった場合、相談者から見て可哀そうに見えたとしても、本人的にはそれが快適で特に何とも思っていない可能性もあります。
ところが、相談者が自分の問題と向き合わず自分の劣等感解消のために娘さんに友達を作ることを強要したら、娘さんは「1人で静かに遊ぶことを好む自分」と「母親(相談者)の願いを叶えたい自分」との間で葛藤することになります。
もし、それで母親(相談者)の思惑通りお友達ができたとしても喜んでばかりはいられません。
娘さんが母親(相談者)の期待に応えるために、ものすごく自分に無理して頑張ったのであれば、その無理をしたツケはいずれ払わされる事になるからです。
また、母親(相談者)の期待に応えられなかったらなかったで、大事な人の期待に答えられない不甲斐ない自分というセルフイメージに苦しみ、そのことがお子さんの人生に暗い影を落とす可能性もあります。

まとめ


お悩みがご家族や恋人のことだったとしても、相手の問題ではなく自分の問題としてとらえ内観することが大切で、所謂メタ認知能力を高めるために西洋占星術を使っていけたらと思います。

とはいえ、相性的にどうしても問題が出やすくなるパターンもあります。
なので、ご本人の鑑定をしっかりさせていただいた上で、延長線にお相手との関係性も絡んでくるようであれば、ご相談内容によっては鑑定で触れることもあります。
ただ、お相手の中にお悩みの原因を求め、事細かに分析していくということはしませんのでご了承ください。

リピーター様の鑑定について

過去に総合鑑定を受けられた方のためにリピーター様鑑定というのを設けました。
これは、ご相談内容に応じて最適なチャートを出して占うというものです。
「今年はどういう年になるかな~年運見て欲しいな~」など気軽にお使いいただければと思っています。文字数などは、特に定まっておりません。

何かご不明な点などありましたらお気軽にご相談いただければと思います。

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