日蝕・月蝕のお話

『日蝕って、太陽が見えなくなるやつでしょ?それが何か関係あるの?』と思われている方。
大ありですよ!

新月と満月の仕組み

新月と満月の理科的な仕組みは図のとおりです。
理科的な仕組みはいらんと思われるかもしれませんが、これをなんとなくでも頭入れておくと、占星術のテキスト的な意味を覚えなくても、「こういうことかな?」とインスピレーションを得やすくなるので、良かったらとばさず見てください


ホロスコープ上では、太陽と月が重なると新月、太陽と月が対向にいると満月となります。
人生の方向性や生き方を示す太陽と素の欲求を示す月が一致するのが新月です。
そこでスタートしたものが満月というクライマックスへ向け進んでいくというのが基本的な考え方で、新月は「種まき・スタート」、満月は「収穫、達成」を意味するとされています。
とは言うものの…何かのトリガーとなる可能性も否めませんが、実際のところ、日常の出来事の範疇で、気を付けて観察していないとそのまま忘れ去られるような事ぐらいしか起きないのではないかと思います。

満月の体調不良「満月前症候群」

私は満月の影響を受けやすいと感じています。
満月が近づいてくると、体が怠くてしんどい、眠いのに寝てもスッキリしない、すごくイライラして不安に苛まれ死にたい気持ちになったり・・・
西洋占星術にあまり関係ない話ですが、これらは、「満月前症候群」と言われるもので、月の引力が強く働くことが原因となるそうです。
人間は体重の約60%が水分でできているので、海の満ち引きと同じように月の影響を受けて体調も変化するそうで、対策はリラックスすることしかないそうです。
なので、日頃から自分が満月の影響を受けやすいなと感じている人は、満月付近はひたすら自分を癒すことに専念してみてもいいのかなと思いました。

日蝕・月蝕の仕組み(新月・満月のパワーアップバージョン)

日本で見られなかったとしても、日蝕は世界のどこかでは毎年平均して2回ほど起こり、その2週間前か後には月蝕も起こっています。
新月と満月は毎月起こるので日蝕と月蝕ももっと起こりそうに思えるかもしれませんが、地球の公転軌道と月の公転軌道は約5度傾いていてピタッと一直線上に並ぶことは少ないため、日蝕や月蝕は珍しい現象となるそうです。

ホロスコープ上では、↓下記のようになると日蝕・月蝕となります。

日蝕新月の18.50度以内にドラゴンヘッド・テイル
月蝕満月の12.25度以内にドラゴンヘッド・テイル

日蝕・月蝕とはどういう意味を持つのか

日蝕と月蝕は古来は不吉なものとされていました。
太陽は王様を意味し、それが隠れるということで王の死と解釈されていたからだそうです。
現代ではそのような解釈はされなくなったものの、太陽が隠れた後に再び姿を現すという現象から、死と生、すなわち、『一度何かが象徴的に死に、新たに何かが生まれる」という個人の大きな変容を象徴するものと再解釈されるようになりました。
なので、日蝕や月蝕が出生図の天体に関わってくると、大きな変化の訪れや切り替わりのタイミングになると言われています。
転職・結婚・妊娠・怪我・事故・引っ越し・デビュー・出会い・別れなど、生き方や環境、人間関係の大きな変化という形で現れることも少なくはないようです。
まとめると、日蝕・月蝕は、どちらも大きな変化の訪れや切り替わりを意味する。
ただし、日蝕は新月なので、新しい始まりと関連付けられ、月蝕は満月なので、手放しや完成と関連付けられているということになります。

日蝕・月蝕の影響期間

影響の期間は諸説ありですが、次の日蝕・月蝕まで影響が続くという説が一番わかりやすいのではないでしょうか。
日蝕・月蝕が発生する1~2週間前から影響が出始め、特に蝕の当日や前後は象徴的な出来事が起こりやすいとされています。

自分への日蝕・月蝕の影響を見るには


自分への日蝕・月蝕の影響を解釈するには、出生図のどこで日蝕・月蝕が起きたのかを見てみます。
出生図の天体やアングルと日蝕・月蝕が重なるようなら強く影響を及ぼします。
特に、太陽・月・チャートルーラーは要チェックです。
その天体やアングルに関して、『一度何かが象徴的に死に、新たに何かが誕生する」ような出来事が生じやすく、具体的なことを知りたければ、その天体の特性、サイン、ハウスの象意などを絡めて考えてみてください。

日蝕・月蝕の影響は好ましいものだけとは限らない


スムーズな切り替わりというよりは、ブチっと強制終了させられるような衝撃的な出来事が生じやすいため、のちのちに再生したとしても、その時は自分が不幸な目にあったとしか感じられないかもしれません。
けれど、塞翁が馬のように、不幸なことがあってもそれが本当に不幸であるかは、後になってみないとわからないというように、日蝕や月蝕の影響で生じた出来事は、後から見て、「あの時は辛かったけど、あれが転機だったな」と思いかえす種類のものなのかもしれません。


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