私、突然某劇団にハマりまして、『生で観てみたい!』となったのですが、その時点で、観たい舞台の先行販売も一般販売も全て終わっていました。
まだ締め切っていないチケットプレゼントのキャンペーンがあったので、1つはサクッと対象商品を購入して応募しました。
ところが、もう1つは応募にあたって新幹線に乗らなければならない事がハードルが高く、どうしたらよいのか悩んでいました。
旅がてら乗ってくればいいじゃんと思われるかもしれませんが、私『吉方位』も気にする人間なので、もし当たる可能性が高いならば、あえて凶方位を侵す価値はあるけれど、そうでなければ、わざわざ凶方位に行きたくないな~というのが正直なところです。
そういった訳で、どうしたらいいのか悩み、久しぶりにホラリーチャートを立ててみました。

質問事項:『〇〇のチケットを当てる為に、〇〇〇新幹線に乗るのは正しいことなのか?』
質問の言い回しが変だと思いました?
『〇〇〇新幹線に乗ってキャンペーンに応募したら、〇〇のチケットは当たるのか?』という事に、『私の努力の方向性はこれで本当にあっているのか、別のやり方があるのでは?』のニュアンスを被せた結果、こういう聞き方になりました。
早速、みていきましょう。
月が、ボイド・オブ・コース・・・。
月のボイドは、ホラリー占星術では『判断の制限』のうちの1つにあたります。
『判断の制限』に該当する場合、そのチャートを読むことはやめておいた方がいいという事になってはいますが、17世紀の占星術師のウィリアム・リリーは、月がボイドでも蟹座・牡牛座・射手座・魚座にあるなら、そんなに妨げられないと言っています。
他に判断の制限に該当するものはないので、とりあえずこのまま読んでいこうと思います。
シグニフィケーターはそれぞれ下記の通りです。
■ 私=水星(ASCの支配星)
■ 質問対象事項=土星(5ハウスの支配星)
■ 私(副)・全体の状況や結果=月
質問対象事項を象徴するハウスはどこになるのか、これが難しくて、いつも悩んでしまいます。
候補となるハウスは、下記の3つ。
① チケットとして考える場合→2ハウス
② 〇〇の舞台を観る=娯楽として考える場合→5ハウス
③ キャンペーンに当選というギャンブル性として考える場合→5ハウス
インターネットを彷徨っていたら、ちょうど似たような事例が載っていました。
それによると、チケットは手段であって、目的はあくまで〇〇の舞台を観る事といった考え方をするようです。
ですので、質問対象事項を象徴するハウスは5ハウスとし、土星をシグニフィケーターとして読んでいきます。
私を表す水星は、友人、コミュニティ、クラブ活動、未来などを表す11ハウスの蟹座にあります。
実は私、「友の会」に入会しまして、日々情報を集めまくっています。
ですので、このあたりは私自身の状況を適切に表していると言えるかと思います。
〇〇の舞台(質問対象事項)を表す土星は、不運な8ハウスにあります。
ちなみに、8ハウスは他人の財産や資源、秘密や隠されたもの、死や終焉を表すハウスです。
土星が牡羊座1度という事を考えると、(チケットプレゼントキャンペーン締め切り前で)、まだ、誰の物でもない状態にあるというように考えられなくもないのですが、牡羊座の土星はフォールになるので、状況としては絶望的な感じがします。
私(副)・全体の状況や結果を表す月は、ボイドです。
月がボイドにある場合、私自身に行動を起こす意思が欠けているという事を表すのですが、
4ハウスにあるので、結局は家に居る=新幹線には乗らないというという事が匂わされているのではないかなと思います。
ホラリーチャートを判断する時の基準となるのが、これらのシグニフィケーター同士が、アプライでつながることですが、それが今回はないので回答としては、このようになります。
〇〇のチケットを当てる為に、〇〇〇新幹線に乗るのは正しくない。(無駄である。)
ですので、〇〇のチケットを手に入れる為に、〇〇〇新幹線に乗ることはやめました。
ただ、蟹座の木星(エグザルテーション)と射手座の月がミューチュアルレセプションになっている事が非常に気になりました。
私は、こういうなぜか気になるという勘は大事にしています。
月は、山羊座に入ると蟹座木星(エグザルテーション)と即オポジションで繋がった後に、月と〇〇の舞台を表す土星がスクエアで繋がります。
私は、これを木星による介入があると考えました。
木星は、最大のベネフィック天体です。
と同時に木星は「オフィシャル」を指していることが多いと個人的には感じていますので、チケットを手に入れるための努力の方向性として、懸賞ではなく、オフィシャル=「友の会」で頑張ることにしました。
冒頭で言った通り、「友の会」の先行販売も一般販売も全て終わっているので、「友の会」のリセール頼みです。
山羊座の月はデトリメントで、つながり自体もハードアスペクトですから、かなりの努力を必要とし、困難で確実ではないがチャンスはあると読み、それから「友の会」のリセールに1日中張り付いていました。
それにも関わらず、ず~っと✕マークで、残席が出てすぐポチっても、「お席のご用意ができませんでした。」となり、心が折れそうになったのですが、自分の占いを信じて頑張ること数日、取れたのです。
チケットが!!!大変なチケ難と言われている公演のチケットです。
この信じられないような幸運は、私のネイタルのMCにトランジットの木星が夏頃に重なるので、その影響もあったのかもしれません。
ホラリー占星術で占う際は、相談者に直接関連があり、何か行動を起こせる状態であることが大事だと言われます。
ですので、ただ、受身に成り行きを聞くというよりは、どのように行動していけばいいのか努力の方向性を探るという姿勢で占われるのが良いのかなと思います。
ちなみに、もう1つの応募済の方のチケットプレゼントキャンペーンが当たったのか気になって、チャートを立ててみたのですが、またしても、『判断の制限』にあってしまいました。
こちらの方はASC度数が29度になっていました。
ASCが27度以上だと、質問の問題は遅すぎたという事になります。
私は当たっているかどうかを単純に聞きたかっただけですが、キャンペーンの締め切りはもう過ぎてますし、確かに、私がこの時点で行動を起こせる事は何もないんですよね。
黙って待てとぴしゃりと言われた感じです。